【メディア掲載】2022高校サッカー逸材300選~東海・北信越編

テクニックと軽やかな身のこなしが目を引くアタッカー

今回、SOCCER DIGEST webさんに当所属選手3年小林謙心が記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、SOCCER DIGEST webさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:SOCCER DIGEST web 写真:森田将義様
昨年は青森県の強豪・青森山田が高円宮杯プレミアリーグEAST、夏のインターハイ、冬の選手権で頂点に輝き、3冠を達成。

高校サッカー界に旋風を巻き起こした。

今季は4月にプレミアリーグ、プリンスリーグが開幕。

また7月24日に開幕予定の全国高校総体へ向け、すでに地域によっては予選を戦っているチームもある。

熾烈な争いのなかで、どんな逸材が頭角を現すのか。

本稿では、今後プロ内定を勝ち取りそうな大注目のプレーヤーや、春先から一気に評価を高めている上昇株、知られざるダイヤの原石など、編集部が厳選した300人の注目選手を紹介する。

第3回目となる今回は、東海・北信越編だ。

※実績の表記は下記の通り。
U-00=年代別日本代表(2020年~2022年実績)、高校選抜=日本高校選抜

【東海・北信越】
No.091
DF
行徳瑛(静岡学園/3年/185センチ)
プレースタイル:エアバトラー
実績:U-16、U-17候補
局面を変えるキックと空いたスペースへ運ぶドリブル、対人守備の強さを兼備。昨年は怪我で不完全燃焼も、今年はプレミアリーグでヘディングから得点を重ね、大ピンチではゴールカバー。勝負を決めるような活躍を続けている。

No.092
MF
髙橋隆大(静岡学園/3年/157センチ)
プレースタイル:ドリブラー
実績:U-16、U-17候補、U-17高校選抜
自身初のプレミアリーグでインパクトを放つ10番。150センチ台と小柄だが、細かなボールタッチとステップワークでDFを翻弄し、左右両足からパンチ力十分の一撃を打ち込む。目標は世界で活躍する「最小、最強プレーヤー」。

No.093
FW
永井斗梧(帝京大可児/3年/174センチ)
プレースタイル:ラインブレーカー
50メートルを6秒代前半で走る俊足を活かし、サイドハーフとしてプレーしていたが、昨夏にFWへとコンバート。ポジションを移したことで「スペースが大きくなり、思い切ってプレー出来るようになった」ことがハマり、点取り屋としての才能が開花した。怪我で出遅れた今年は、エースとして巻き返しを誓う。

No.094
FW
平尾勇人(四日市中央工/3年/177センチ)
プレースタイル:ラインブレーカー
2年生からエースナンバーの17番を授かるチーム期待のストライカー。持ち味はスピードを活かした背後への抜け出しだが、筋トレに励んだ甲斐あって昨年の1年間で体重が10キロも増加。プレーに力強さが増し、相手を背負った状態からのポストプレーも武器となっている。

No.095
MF
小林謙心(北越/3年/178センチ)
プレースタイル:チャンスメーカー
テクニックと軽やかな身のこなしが目を引くアタッカー。判断も正確で自らがドリブルでゴール前まで持ち込むだけでなく、パスによるチャンスメークも光る。「中学時代にライバルだった長岡JYの選手を倒したい」と選んだ北越でのラストイヤーで、目標を果たせるか注目だ。


No.096
DF
湯川信治(富山一/3年/175センチ)
プレースタイル:エアバトラー
小学校時代にブラジリアン柔術で日本一になった異色のキャリアを持つ。身体能力と負けん気の強さが目を引くCBで、対人にはめっぽう強い。昨年から試合経験を積み、課題だった競り合いやロングキックにも成長の跡がうかがえる。

No.097
DF
桑原航太(帝京長岡/3年/173センチ)
プレースタイル:司令塔
選手権では、ストッパーとして神村学園FW福田師王の前に立ちはだかった。主将を務める今季は、右SBとして前への推進力やカバーリング力を発揮。責任感強いリーダーは「攻守に置いて存在感を出さないといけない」と意欲を示す。

No.098
MF
廣井蘭人(帝京長岡/3年/171センチ)
プレースタイル:チャンスメーカー
実績:U-15候補、U-16候補、U-17、U-17高校選抜
1年時は自由に動いて躍動し、2年目はバランスを取りながらチームを支えた。自覚がより高まった今年は「結果だけにこだわっていきたい」と話す。狭い局面を攻略する動きと左足のラストパス、シュートでチームを勝たせる。

No.099
MF
矢越俊哉(松本国際/3年/176センチ)
プレースタイル:司令塔
ボール扱いの上手さは北信越でも屈指。高いキープ力を活かして中盤を抜け出し、正確なパスで決定機を生み出す。チャンスとみれば、ゴール前に顔を出し、フィニッシュも狙うなど攻撃の全てを担う選手だ。

No.100
FW
小関晴人(丸岡/3年/175センチ)
プレースタイル:ドリブラー
実績: U-17高校選抜
昨秋、本人も驚くU-17高校選抜選出。ただし、実力は確かなものがある。自信を持つDF裏への抜け出しと高速ドリブルで敵陣へ切れ込み、決定機を創出。「困ったときに出したら何かしてくれる存在に」なって名門に勝利をもたらす。

【その他の注目選手】
※表記は左からNo. 、ポジション、名前(所属/学年/身長)、タイプ、実績

101 GK 佐藤安悟(帝京長岡/3年/182センチ) ビッグセーバー U-17高校選抜
102 GK 中村圭佑(静岡学園/2年/186センチ) ビッグセーバー U-16候補、U-17候補
103 GK 下村駿季(中部大一/3年/177センチ) 守備的GK
104 DF 赤沼晃勇(市立長野/3年/172センチ) スピードスター
105 DF 八十島陸翔(鵬学園/3年/186センチ) エアバトラー
106 DF 石川瑠紀(清水桜が丘/3年/176センチ) クロッサー
107 DF 山本蒼太(藤枝明誠/3年/183センチ) エアバトラー
108 DF 伊藤凛人(中京大中京/3年/177センチ) ディフェンスリーダー
109 DF 西川生成(北陸/3年/187センチ) エアバトラー
110 MF 友坂海空(新潟明訓/2年/172センチ) スピードスター
111 MF 洞澤想(松商学園/3年/169センチ) チャンスメーカー
112 MF 大矢悠太郎(富山一/3年/177センチ) 司令塔
113 MF 塚原由勝(不二越工/3年/179センチ) 司令塔
114 MF 白井柚希(静岡学園/3年/174センチ) バランサー U-17高校選抜
115 MF 中島悠翔(藤枝東/3年/158センチ) ドリブラー
116 MF 渡辺皐(藤枝東/2年/170センチ) 司令塔
117 MF 丸山栞汰(常葉大橘/3年/170センチ) チャンスメーカー
118 MF 小林朝陽(名古屋/3年/169センチ) チャンスメーカー
119 MF 朴勢己(東邦/2年/185センチ) 司令塔
120 MF 相澤知哉(刈谷/3年/169センチ)司令塔
121 MF 鈴木堅斗(名経大高蔵/3年/177センチ) バランサー
122 MF 棚橋悠聖(各務原/3年/168センチ) バランサー
123 MF 浅井勇飛(三重/3年/172センチ) スピードスター
124 MF 清水葉功(海星/2年/168センチ) チャンスメーカー
125 MF 光田向志(宇治山田商/2年/167センチ) スピードスター
126 FW 高橋航輝(北越/3年/180センチ) ポストワーカー
127 FW 曾根大輝(日本文理/3年/181センチ) チャンスメーカー
128 FW 平嵩矢(開志学園JSC/3年/168センチ) スピードスター
129 FW 中村玲央(都市大塩尻/2年/183センチ) ポストワーカー
130 FW 唐沢来輝(高岡一/3年/174センチ) ラインブレーカー
131 FW 西脇潤(富山工/3年/173センチ) ポストワーカー
132 FW 山下陸(星稜/3年/175センチ) ザ・ストライカー
133 FW 加納里玖也(鵬学園/3年/181センチ) ザ・ストライカー
134 FW 佐藤真之介(遊学館/3年/160センチ) チャンスメーカー
135 FW 伊藤大貴(丸岡/3年/176センチ) ラインブレーカー
136 FW 谷柊呂(福井商/3年/175センチ) スピードスター
137 FW 松本大樹(浜松開誠館/3年/160センチ) チャンスメーカー
138 FW 山藤大夢(富士市立/3年/165センチ) ドリブラー
139 FW 中山大耀(清水東/3年/176センチ) ストライカー
140 FW 野田嵐士(中京/3年/172センチ) チャンスメーカー

取材・文●森田将義様、吉田太郎様

県内初!高校サッカー部の公式アプリが誕生!

【メディア掲載】日本文理が北越を下して優勝!FW杉本晴生が奪った虎の子の1点を守り抜く

この借りは県総体で返す!

今回、高校サッカードットコムさんに令和4年度 新潟県高校サッカー春季新潟地区大会の決勝北越高校VS日本文理高校戦を記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、高校サッカードットコムさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:高校サッカードットコム
5月9日、令和4年度 新潟県高校サッカー春季新潟地区大会の決勝が行われ、日本文理と北越が対戦した。

試合は序盤にいきなり動く。

先制したのは日本文理。
前半6分、自陣での左FKをしのぐとショートカウンターを発動。
勢いよく敵陣に進入したFW杉本晴生が右サイドからパスを受けると、約30メートルの距離から左足を一閃。
ライナー性のシュートは飛び出していた北越GKの頭上を越え、ネットに突き刺さった。

「パスも選択肢にあったがタイミングがずれたのでゴールを見た。思い切って打ってみました」と杉本。

勢いに乗った日本文理は長短のパスやロングスローを中心に一気に畳みかける。

だが、北越も懸命の守りを見せ、前半は1-0で折り返す。
画像:高校サッカードットコム
後半も日本文理ペースで進んだが、北越は同10分過ぎに温存していたエースFWの小林謙心、FW高橋航輝、三浦航生を同時投入。

すると試合は徐々に北越が支配する。

小林のドリブルや展開力、体の強さを生かした高橋のポストプレーを生かしてボール支配率を高め、サイド突破を軸に次々に攻め立てる。

防戦一方となった日本文理は耐える時間が続いたが、最後まで集中力を保ち、ゴールを割らせない。

結局、試合はそのまま終了。

日本文理が1-0で北越を下して優勝し、5月25日に開幕する県総体(インターハイ新潟予選)のシード権を獲得した。

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【メディア掲載】準決勝、日本文理は新潟第一に10-1の圧勝、北越は新潟明訓をPK戦の末に破る!

北越は新潟明訓をPK戦の末に破る!

今回、高校サッカードットコムさんに令和4年度 新潟県高校サッカー春季新潟地区大会の準決勝北越高校VS新潟明訓高校戦を記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、高校サッカードットコムさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:高校サッカードットコム
5月9日、令和4年度 新潟県高校サッカー春季新潟地区大会の準決勝2試合が行われた。

1試合目は日本文理が新潟第一に10-1で勝利。

2試合目は北越が新潟明訓を1(5PK3)1で破った。

決勝は同日、午後3時から開始されている。

日本文理は自慢の攻撃力を生かし、前半、後半ともに5点ずつを奪って大勝。
FW大島未月が一人で5得点を挙げる活躍を見せた。
左サイドバックの阿部雅大はオーバーラップからのクロスやセットプレーでチャンスを演出。
高精度の左足キックが光った。
画像:高校サッカードットコム
北越と新潟明訓の試合は攻守が激しく入れ替わる激戦となった。

前半3分、FW小林謙心の左クロスをMF三浦航生が合わせて北越が先制に成功。

だが、新潟明訓もすぐに取り返す。
同11分にMF中村凌也が右足ミドル決め、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

後半は互いにチャンスを迎えるもゴールを割れずにタイムアップ。
大会既定により、即PK戦に突入する。

迎えたPK戦は、先攻の北越が5人全員がキックを成功させ勝利。
対する新潟明訓は3人目のキッカーのシュートがポストをたたき、惜しくも敗れた。

県内初!高校サッカー部の公式アプリが誕生!

【お知らせ】北越高校サッカー部公式アプリリリースのお知らせ

北越高校サッカー部公式アプリリリースのお知らせ

日頃より北越高校サッカー部への温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
この度、北越高校サッカー部は、スポーツの速報や情報配信を通じたファンコミュニティサービスアプリ「Player!」を運営する株式会社ookami様との共同制作により、クラブ公式アプリをリリースいたしました!

※「Player!」は現在、プロやアマチュアのカテゴリ・競技を問わず全国1600チーム以上が導入しており、月間利用者数は400万人以上、年間20,000試合以上が配信されています。

保護者やO B・O G、ファン・サポーターの皆様へ北越高校サッカー部をより身近に感じてもらえるように、また、皆様とのつながりを大切にしていきたいという思いを、株式会社ookamiの皆様のお力添えをいただき「クラブ公式アプリ」という一つの形にてお届けできる日を迎えることができました。

皆様のお手元へ北越高校サッカー部の最新の情報を、通知とともに、今後より多くの素敵なお知らせがお届けできればと思っております!

ぜひアプリをダウンロードいただき「通知ON」の設定をよろしくお願いいたします!
■北越高校サッカー部公式アプリの特徴
特徴①
【アプリのアイコンが北越高校サッカー部のエンブレムに】
あなたのスマートフォンに北越高校サッカー部のエンブレムが表示されます!

特徴②
【タイムライン機能】
ホームタブにて、チーム最新情報が自動更新されます。

特徴③
【速報配信】
テキストにて速報配信が配信されます。

特徴④
【プッシュ通知】
プッシュ通知にて試合開始前や結果をお知らせしてくれますので、見逃すことなく戦況や速報をチェックすることができます。
また、試合外でも日々のチームからのお知らせ通知で最新情報を知ることが可能となります!

特徴⑤
【チャット機能】
速報配信ページでコメントやスタンプを送ることで試合に参加し、現地さながらの熱狂を体験できます!

特徴⑥
【サポート機能】
チームに対し500円から支援金を寄付をすることができます。

特徴⑦
【メンバーシップ機能】
メンバーシップ機能からファンクラブ会員になって頂くと、チームから限定コンテンツの配信や特別なグッズをお届けします!
皆様から頂いた資金は、アプリ運営やチーム強化に使わせて頂きます。
今後も随時、新機能の追加が予定されています!

〈特典①〉
【限定コンテンツの配信】
・公式戦のハイライト動画、トレーニング映像やロッカールームの様子など普段見ることができない北越高校サッカー部の裏側をお届けします!

〈特典②〉
【チームオリジナルグッズ】
・50000円プランご加入者
チーム特性ロングTシャツとモンバイルバッテリーをプレゼント

・10000円プランご加入者
チーム特性トートバックをプレゼント

・5000円プランご加入者
チーム特性ハンドタオルをプレゼント

■アプリのダウンロード方法
AppStoreもしくはGooglePlayで「北越高校サッカー部」と検索!

下記をクリックまたはQRコードを読み取ることでアプリ取得画面にリンクします。

有料会員入会方法

手順.1
アプリ取得後、「マイページ」をクリック!
次に、ページ下部「詳しく見る」をクリック!
手順.2
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手順.3
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【ご利用可能なカード会社】
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※一度ご登録をいただくとご登録日から1年ごとに自動更新されます。

【メディア掲載】城西大新入部員に“東北屈指の点取り屋”仙台育英FW佐藤、桐一GK竹田、北越MF五十嵐、青森山田MF相原、金沢U-18の10番MF不野ら

プリンスリーグ北信越勢の北越高(新潟)でキャプテンを務めたMF五十嵐暉

今回、ゲキサカさんに関東大学2部リーグに昇格する城西大学の新入部員に関する記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、ゲキサカさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
11年ぶりに関東大学2部リーグに昇格する城西大が22年の入部予定選手を発表した(協力=関東大学サッカー連盟、城西大)。

 FW佐藤遼(仙台育英高)は東北地方屈指の点取り屋で、全国的に見てもトップクラスのストライカー。1年時から強豪校で先発を務めたFWはスピード、強さ、そして抜群の決定力を備え、インターハイでは静岡学園高(静岡)から1得点、選手権でも滝川二高(兵庫)から2ゴールを奪っている。チームメートのCB大塚俊輝も1年時から選手権全国大会を経験している実力派だ。

 プレミアリーグへ昇格した群馬の強豪、桐生一高で守護神を務めたGK竹田大希はビルドアップ能力が高い。選手権で帝京長岡高(新潟)の2トップの一角を担ったFW川村千太は鋭い動きでゴールに迫る。プリンスリーグ北信越勢の北越高(新潟)でキャプテンを務めたMF五十嵐暉は、ハードワークと正確なキックが特長だ。

 また、インターハイに出場した西目高(秋田)のMF小川拓主将は前線でのボールキープ、突破でチャンスを作り出す。MF中村流空は静岡のタイガー軍団、東海大静岡翔洋高(静岡)でキャプテンを務めたゲームメーカー。夏の山形2位・山形中央高でハードワークを貫いたMF太田豪樹主将も加入する。
 
 高校年代“3冠”の青森山田高(青森)からは身体能力の高さとテクニックで局面を打開するMF相原エリキ真二とDF山本凛の2選手が加入。精度高いMF早川凌介(前橋育英高)、FWもこなせる“二刀流”としてインターハイ、選手権もベンチ入りした伊藤孝将(流通経済大柏高)、プリンスリーグ東海の浜松開誠館高(静岡)で先発も務めていたMF鈴木太陽とMF望月航、選手権3位・関東一高(東京)のDF中田怜郎、プリンスリーグ関東勢・昌平高(埼玉)DF須藤悠斗という強豪校の選手たちやFW宮田優(成徳深谷高)、FW横倉碧燿とDF日向勇斗(ともに本庄一高)、DF福元竣とMF山本蒼己(ともに明星学園高)も城西大へ進学する。

 加えて、Jクラブユース出身の5選手が城西大へ。プリンスリーグ北信越2位・ツエーゲン金沢U-18(石川)で10番を背負ったMF不野優聖、プレミアリーグ勢・横浜FCユース(神奈川)のテクニカルなMF榛葉豪、2年連続で栃木トップチームに2種登録されていた183cmGK犬飼裕哉(栃木SC U-18)、そして水戸ホーリーホックユース(茨城)で主将を務めたDF北条真智と183cmGK外山賢壽も新入部員リストに名を連ねている。 
 
以下、城西大の入部予定選手
▼GK
伊藤孝将(流通経済大柏高)
犬飼裕哉(栃木SC U-18)
竹田大希(桐生一高)
外山賢壽(水戸ホーリーホックユース)
▼DF
北条真智(水戸ホーリーホックユース)
大塚俊輝(仙台育英高)
日向勇斗(本庄一高)
須藤悠斗(昌平高)
中田怜郎(関東一高)
福元竣(明星学園高)
山本凛(青森山田高)
▼MF
榛葉豪(横浜FCユース)
山本蒼己(明星学園高)
鈴木太陽(浜松開誠館高)
望月航(浜松開誠館高)
中村流空(東海大静岡翔洋高)
不野優聖(ツエーゲン金沢U-18)
相原エリキ真二(青森山田高)
太田豪樹(山形中央高)
早川凌介(前橋育英高)
五十嵐暉(北越高)
▼FW
宮田優(成徳深谷高)
佐藤遼(仙台育英高)
小川拓(西目高)
横倉碧燿(本庄一高)
川村千太(帝京長岡高)

※関東大学サッカー連盟の協力により、同オフィシャルサイト(http://www.jufa-kanto.jp/)で発表されたリストを随時掲載致します。なお、現時点での入部予定者となります。事情により、実際には入部しない場合もあります。また大学によっては一般入学等によって、リスト以外の新入部員が加わる場合もあります。

大学サッカーでも活躍を期待しています!

【お知らせ】選手権-新潟大会-決勝戦観戦についてのお願い

令和3年度第 100 回全国高等学校サッカー選手権大会新潟県大会決勝について

令和3年度第 100 回全国高等学校サッカー選手権大会新潟県大会準決勝VS上越高校は1-1 PK戦の末5-3で勝利を収めることが出来ました。

決勝は11/7(日)12:20~VS帝京長岡高校との試合を控えております。

決勝戦は一般の方の観戦も可能となっております。

しかし、新潟県サッカー協会からの要請により、観戦ルールを守って観戦していただければと存じます。

「一般の観戦予定の皆様へ」(選手保護者を含む)
入場ゲートで検温を行います。当日 37.5℃以上の方や発熱等体調がすぐれない方は入場をお断りいたしますので観戦をご遠慮ください。
観戦する場合は、新型コロナ感染防止対策として、(一社)新潟県サッカー協会ホームページに掲載している「個人情報提供のお願い」を事前に記入・持参し、当日入場ゲートで提出をお願いします。
「個人情報提供のお願い」は県協会ホームページまたは下記からダウンロードしてください。
・個人情報提供のお願い(PDF)ダウンロードはこちらから>>>

座席はできるだけ間隔を空けてお座りください。(バックスタンドE1 層目及び2層目を開放します)
マスクの着用をお願いします。声を出しての応援はできません。喫煙所はありませんのでご了承ください。
チケットについては以下を確認ください。

「チケット販売について」
入場チケットは当日 10 時 00 分からEゲート階段付近のチケット販売所で販売します。
チケット購入時、入場時の検温や個人情報提供による混雑緩和のため、できるだけ時間に余裕を持って来場ください。
車椅子での観戦を希望される場合は、スタジアム正面駐車場に駐車のうえ、スタジアム正面受付でチケットを購入してください。(介助者 1 名は無料)
入場料金及び駐車場については以下のとおりです。

日 時 11月7日(日)12:20キックオフ
会 場 デンカビッグスワンスタジアム 開門時間 午前10時15分(予定)
入場料金 大人1,000円、中高生500円 小学生以下無料
観戦エリア バックスタンド(Eスタンド1・2層目) 入場ゲートは E ゲートのみとなります。
駐車場 県スポーツ公園第3駐車場をご利用ください。
(駐車可能時間5時~23時・駐車料金 無料)
県スポーツ公園第1駐車場には駐車しないでください。

決勝戦の模様はTenyテレビ新潟さんでの放映も12:10から生中継されます。
また、県外で活躍されているOB・OGの皆様におかれましては決勝戦も動画配信が予定されておりますので、ご都合がよろしければ応援していただければと存じます。
TVer LIVE配信ページはこちらから>>>

【メディア掲載】北越が昨季の反省を生かしたPK戦で勝利、上越を破って決勝へ

独特のポジショニングとパスワークを見せる技巧派集団

今回、高校サッカードットコムさんに全国高校サッカー選手権新潟大会準決勝北越高校を記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、高校サッカードットコムさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:高校サッカードットコム ©平野貴也
第100回全国高校サッカー選手権の新潟県大会は、3日に五十公野公園陸上競技場で準決勝を行い、第1試合は、北越がPK戦の末に上越を退け、決勝に駒を進めた。

北越は、過去5回の全国出場を誇る古豪。
元々、県内の有望株が集うチームだったが、2015年に荒瀬陽介監督が就任後は、独特のポジショニングとパスワークを見せる技巧派集団のカラーが強い。
近年では、2019年の全国高校総体(インターハイ)で優勝候補の一角だった青森山田(青森)をPK戦の末に退けて全国8強入りした躍進が記憶に新しい。

対する上越は、2016年に創部された新興チーム。
水戸や大分でプレーした元Jリーガーの藤川祐司監督の下で強化体制を作り、創部4年で新潟県1部リーグに昇格するなど目覚ましい勢いを見せている。
選手権での過去最高成績はベスト16だったが、今大会では初めて進出した準々決勝で夏の王者である開志学園JSCを撃破し、ベスト4に駒を進めてきた。

両チームの対戦は、キャリアに勝る北越が優位に立つ展開で進んだ。
互いに中盤でパスワークによる打開を狙ったが、中央突破はできず。
北越は、後方のビルドアップから大きなサイドチェンジで揺さぶりをかけ、右MF堀野辺空(2年)のドリブルキープと右DF鈴木洸聖(3年)の積極的な攻撃参加、クロスでゴールに迫った。上越は、両足でセットプレーをけるMF望月洸聖(1年)のキックを武器に反撃を狙ったが、前半のシュートは望月のミドルシュート1本に留まった。

後半に入ると、北越の攻撃の連係が向上。
ゴール前に押し込む回数が増えてCKを獲得していった。
そして後半15分、MF五十嵐暉(3年)が蹴った右CKをDF高橋泰輝(1年)がヘディングで合わせて先制点をもぎ取った。
その後も北越のペースで試合が進み、後半30分には途中出場のFW吉田勝己(3年)の惜しいシュートもあったが、追加点は奪えなかった。
すると後半33分、上越は、相手のクリアミスで得た左CKのチャンスを生かした。
望月が右足で蹴ったインスイングの軌道にニアサイドで右MF杉本大空(3年)が飛び込むと、GKが弾いたこぼれ球をMF家塚成輝(3年)が押し込み、同点弾となった。

試合は80分で決着がつかず、延長戦に突入。
北越が堀野辺のドリブル、鈴木のクロス、ファーサイドからFW小林謙心(2年)のカットインシュートとつないでゴールに迫れば、上越も左の家塚から右の杉本、さらにクロスが流れたところを家塚が拾って残し、望月のシュートにつなげるなど、一進一退の攻防を展開。結局、延長戦ではゴールが生まれず、決着はPK戦に委ねられた。
画像:高校サッカードットコム ©平野貴也
この場面で生きたのは、北越が前回大会で味わった悔しさだった。
荒瀬監督は「去年、帝京長岡さんにPK戦で負けて、あの後(相手が)全国でベスト4まで進んだわけですが、あのPKの負けは結構大きくて、実はこの1年間、PKは結構練習してきました。今までは、僕はPKの練習は好きではなくてやっていなかったのですが、去年があって、年間通してやらないとダメだなと言ってやってきたので、選手を見ても(同点に追いつかれてPK戦に持ち込まれて嫌だなという雰囲気ではなく)、よし、練習してきたことが出せるぞという雰囲気だったので、思い切って打とうと話した」と例年にはなかったPK練習を採り入れてきたことを明かした。

PK戦では、先攻で5人全員がキックを成功。
相手の1本目をGK内田智也(2年)が止めて、5-3で勝利した。
内田は「前日にPK練習があって、GKコーチの中島悠さんから『相手の目を見て跳べ』と言われた。(1本目は)右に跳ぶつもりだったけど、相手の目を見たら、何度も左を見るし、それも最初はフェイクかなと思ったけど、最後にもチラッと一瞬見たので、こっちに思い切り跳ぼうと決めました」と殊勲のセーブを振り返った。
昨年の敗戦を前進の糧とした北越が決勝に進出。
11月7日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる決勝戦では、昨年敗れた相手である帝京長岡と対戦する。
借りを返せるか。昨年から進化した姿を見せに行く。

(文・写真=平野貴也様)

【メディア掲載】指揮官との“再会”で成長を遂げたヴェルディ育ちのアタッカー

北越MF堀野辺空は右サイドで逞しく輝く

今回、ゲキサカさんに当所属選手2年堀野辺空が記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、ゲキサカさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:ゲキサカ ©Masashi TSUCHIYA
上手くて、走れる。
指揮官も名指しで成長を口にするテクニシャンは、攻守に高い貢献度を1試合通じて披露できるハードワーカーでもある。

「自分は結構体力があるので、最後に相手の足が止まってきた時に、自分の持ち味のドリブルで突っかけたりと、足元の技術と走力でチームに貢献できたらなと思います」。
北越高の右サイドを縦横無尽に駆けるアタッカー。
MF堀野辺空(2年=東京ヴェルディジュニアユース出身)のチームにおける存在感が、日に日に高まっている。

「流れを崩さないように、基本はパスを考えながら、どこか相手が嫌なタイミングで自分がタメを作ったり、仕掛けたりできたらいいなと思っています」。
前半から堀野辺は右サイドで時間を作る。
パスワークに加わったかと思えば、自らドリブルで勝負するシーンも。
20分には右SB鈴木洸聖(3年)のパスを受けると、巧みなループシュートにトライ。
ここは相手GKのファインセーブに阻まれたものの、惜しいチャンスを作り出す。

後半も、足が落ちない。
13分には優しいパスでMF五十嵐暉(3年)を走らせ、FW高橋航輝(1年)が右ポストにぶつけた決定機を演出すると、以降も鈴木、五十嵐とのトライアングルで連携を築き、右サイドから鋭いクロスを上げ続ける。

セットプレーから先制したものの、終盤には逆にセットプレーから失点したが、堀野辺は冷静に思考を巡らせていた。
「先制したのは良かったのに、そこから全体的にダレてしまったことで、『失点しそうだな』という感じはしたんですけど、失点した後にも焦らずできたので良かったと思います。自分たちも去年の秋地区の大会で負けてから、ずっと『チャレンジャー精神でやろう』と思っていたんですけど、ちょっと飲まれてしまったかなとも思います」。
追い付かれたことで、改めて自分たちの立ち位置と、サッカーを楽しむ心を取り戻す。

延長後半7分。堀野辺に千載一遇の決定機が訪れる。
途中出場のDF布川楽生(3年)が右クロスを上げると、こちらも後半からピッチに入ったFW林叶磨(2年)が残したボールを堀野辺は巧みにコントロール。
マーカーを華麗に外して打ち込んだシュートは、しかし相手GKのファインセーブに阻まれてしまう。
「あれは決めたかったです。ナイスキーパーということで(笑)」。
飄々とした話し方にも個性が滲む。

もつれ込んだPK戦では、3人目のキッカーとして登場。
左上の凄まじいコースに、豪快なシュートを叩き込む。
同級生のGK内田智也(2年)もきっちり相手の1人目をストップして、白熱の好勝負を制した北越。
その中でも「堀野辺空はかなりこのトーナメントで伸びてきているんじゃないかなと。非常に良いプレーヤーなので、自信を付けているんじゃないかなと思いますね」と荒瀬陽介監督も評価を口にした11番は、チームの勝利にきっちりと貢献してみせた。

神奈川県出身の堀野辺が、この学校を選んだのは指揮官の影響が大きいという。
「小学生の頃に荒瀬監督にスクールで教えてもらっていたんですけど、北越が青森山田にインターハイで勝ったじゃないですか。それで気になって調べていたら、監督がちょうど荒瀬監督だったので、『ここに行きたいな』と思って連絡して、獲ってもらいました。監督は良い人だなあというのと、サッカーが上手かったので、『この人のところに行ったらもっと上手くなれるかな』と思ったんです」。
荒瀬監督との“再会”が、自分をひと回り大きくしてくれたことも十分に実感している。

中学時代は東京ヴェルディジュニアユースでプレー。
ユースへの昇格を見送られ、新潟へとやってきているだけに、選手権で活躍して、自分の力を証明したい想いはもちろん小さくない。

「ユースには上がれなくて、高校サッカーで頑張るしかないなと思って、北越に来ました。プロになるならJユースの方が早いと思うんですけど、高校サッカーに来たからには選手権に出ないといろいろな人に見てもらえないですし、憧れていた舞台なので、絶対全国に行きたいです」。

関東凱旋の機会はすぐそこまで迫っている。
軽やかに、しなやかに、力強く。一見クールな堀野辺の秘めた情熱が解き放たれた時、北越の右サイドはピッチのどのエリアよりも、逞しく輝く。

(取材・文 土屋雅史様)

【メディア掲載】冷静と情熱の守護神が相手の“目”を見てPKストップ!

不思議と冷静だった。主役の座はオレがさらう。

今回、ゲキサカさんに当所属選手2年内田智也が記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、ゲキサカさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:ゲキサカ ©Masashi TSUCHIYA
自信もあった。
キッカーを見据える。
注視するポイントも、もちろん決めていた。
「相手の“目”を見て、最初から結構チラチラそのコースの方を見ていて、最初は『フェイクかな』というのはあったんですけど、最後もチラッと一瞬見たので、そこで決めました」。左だ!

3秒後。
渾身のガッツポーズを繰り出す。
北越高の守護神。GK内田智也(2年=FC Fujisawa出身)の冷静と情熱が、チームの決勝進出を力強く手繰り寄せた。

試合前からあることに気付いていた。
「相手の1年生GKの子が神奈川県の子で、自分も神奈川出身ということで、負けられないかなというのがあったんです」。
準決勝で対峙した上越高のGK伊海央祐(1年)は、横浜市に居を構えるエフスタジオ出身。
少し親近感を覚えつつも、1つ下の“後輩”への対抗心が頭をもたげる。

決勝進出の権利を争うPK戦。
真剣勝負に臨む直前。
内田は伊海に笑顔で話しかける。「あそこで初めて話したんですけど、『オレも神奈川県だよ』と話して、自分が所属していたチームを言って、『ああ、そこですか』『頑張ろうな』みたいなコミュニケーションを取りました」。
孤独なゴールキーパー同士。
束の間の交流を経て、スイッチを入れ直す。

見せ場はいきなりやってきた。
先攻の北越1人目は、キャプテンのMF五十嵐暉(3年)がきっちり成功。
内田は自分の仕事場へ向かう。
頭はクールに。昨日の“アドバイス”を思い出す。
「前日にPK練習があって、そこでキーパーコーチの中島(悠)さんに『相手の目を見て飛べ』と言われたんです」。

キッカーの“目”を見る。
何度も見る。
「最初に自分は右に思い切り飛ぶつもりだったんですけど、相手の目を見たら自分が飛んだ左の方向に向いていたので、もう『そっちに思い切り飛ぼう』と決めました」。
確かな感触のあった右手を、そのまま高々と突き上げる。

練習を重ねてきた仲間のPKには、絶対的な信頼を置いていた。
「PKのキックの練習をずっと続けてきて、自分はそんなにPKは変わっていないんですけど(笑)、キッカーの方が上手くなっているというのはありますね。もう『勝った』と思いました」。
結果的に5人全員が成功。
勝利の瞬間。
チームメイトは一目散に、勝利の立役者となった守護神へと駆け寄った。

憧れている“先輩”がいる。
昨年まで北越のゴールを守っていた、2つ年上の平山颯太(現・神奈川大)だ。
「ゴール前に立つ姿が、本当に壁のような感じでしたし、なおかつ冷静でしっかりみんなをまとめ上げているところが印象に残っています」。
ちょうど1年前。
PK戦で敗れた平山の姿が忘れられなかった。

「あの時は平山さんでも1本も止められなかったので、この準決勝でPK戦が来たら『自分が絶対止めてやろう』とは思っていました」。
憧れの先輩も超えられなかったこのステージをクリアし、ほんの少しだけ、その存在に近付けた気がした。

本格的にゴールキーパーに専念するようになったのは、中学生からだという。
「しっかり基礎から教わったのは中学生からです。小学生の時は全部フィールドに混じって練習して、試合の時だけキーパーをやる感じでした。でも、足元には自信がないので、正直今の自分の課題です(笑)」。

中学時代に基礎を叩き込んでくれた“恩師”が、内田にとっては平山同様に目指すべきモデルになっている。
「宮治繁生さんというキーパーコーチの方は、オーラとか立ち姿とかが“ザ・キーパー”という感じで、基礎とかもすべて完璧で、キックも本当に上手くて、すべてに関して尊敬できるキーパーコーチでしたし、凄く憧れていて、意識しています」。

全国まで、残るはあと1試合。
先輩に、恩師に、最高の報告をするためにも、守護神の躍動は不可欠だ。
「決勝はまず勝ちにこだわって戦いたいですし、失点はゼロに抑えて、自分がチームを勝たせたいと思います」。

スーパーシュートでも、PKでも、何でも来ればいい。
オレが全部止めてやる。ビッグスワンの綺麗な芝生が、自信に満ちあふれた内田の登場を待っている。

(取材・文 土屋雅史様)
画像:ゲキサカ ©Masashi TSUCHIYA

【メディア掲載】上越を振り切ってファイナル進出!

「よし!やっと来た!」。苦しい1年を過ごしてきた北越が“自信のPK戦”で勝利

今回、ゲキサカさんに全国高校サッカー選手権新潟大会準決勝北越高校を記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、ゲキサカさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
画像:ゲキサカ ©Masashi TSUCHIYA
後半終盤に追い付かれた。
押し込み続けた延長も勝ち越し点を奪えなかった。
傍から見れば“もつれ込んでしまった”PK戦。
だが、彼らはむしろこのシチュエーションをポジティブに捉えていた。

「去年の選手権の準決勝で帝京長岡にPK戦で負けたことが凄く大きくて、実はこの1年間でPKは結構練習してきていたんです。今まで僕はあまりPKの練習は好きじゃなかったのでやっていなかったんですけど、去年のことがあって、『やっぱりこれって年間通してやっていないとダメだよね』ということで続けてやってきたので、彼らもPK戦になって『よし!やっと来た!練習してきたことが出せるぞ!』ぐらいの雰囲気でした」(北越高・荒瀬陽介監督)

1年越しのPK戦勝利。
31日、第100回全国高校サッカー選手権新潟県予選準決勝、創部6年目で初のベスト4に意気上がる上越高と、12年ぶりの全国を狙う北越高が激突した一戦は、後半15分に北越がCKからDF高橋泰輝(1年)のヘディングで先制すると、上越は33分にこちらもCKの流れでMF家塚成輝(3年)が同点弾。最後はPK戦を5-3で制した北越が、ファイナルへの挑戦権を獲得している。

立ち上がりから押し気味にゲームを進めたのは北越。
前半14分にはFW小林謙心(2年)がミドルレンジからチーム初の枠内シュート。
ここは上越GK伊海央祐(1年)が何とか凌いだものの、1つチャンスを生み出すと、20分にも右SB鈴木洸聖(3年)のパスを受けたMF堀野辺空(2年)が鋭いクロス。
ここも飛び出した伊海が何とか掻き出したが、まずは積極的に相手ゴールへ迫る。

北越は「あのへんの関係性はやっぱり良いですね。サイドで選手がもう1枚絡んできてとかは、ここ最近は凄く良いと思います」と指揮官も言及した右サイドのアタックが充実。
堀野辺と鈴木の連携に、キャプテンマークを巻く右ボランチのMF五十嵐暉(3年)を交えたチャンスメイクが冴える中で、33分にはMF稲葉悠(3年)の積極的なフィニッシュから奪った左CKを五十嵐が蹴り込むと、MF田中亮(3年)が合わせたヘディングは枠を越えたが、続く攻勢の時間。

一方の上越は「やれることをしっかり整理して、落とし込んできたチーム」(藤川祐司監督)。
DF田中皓稀(2年)とDF斉藤聖(2年)のCBコンビを中心に、まずは守備の意識を整えながら、素早いアタックに活路。
37分には左右両足でプレースキックを蹴っていたMF望月洸聖(1年)が、ここは右足でミドルを狙うと、上越のGK内田智也(2年)が何とかセーブ。
1つチャンスを作り出し、最初の40分間を終える。

後半も北越が攻める。
12分。鈴木のクロスから、FW吉田勝己(3年)が放ったシュートは上越のMF杉本大空(3年)が懸命に身体でブロック。
13分は決定機。
右サイドで鈴木、堀野辺と繋いだボールを、五十嵐が折り返すと、FW高橋航輝(1年)のフィニッシュは右ポスト直撃。じわじわとゴールへ迫ると、均衡が破れたのは15分。

右サイドで獲得したCK。
五十嵐がアウトスイングで入れたボールに、高橋泰輝がドンピシャで叩いたヘディングは、バウンドしながらゴールネットへ到達する。
「1年生に見えないですね。彼もヘディングは強くて、『たぶん獲ってくれるだろうな』という気はしていたので、やってくれました」という指揮官の期待に応える、1年生センターバックの先制弾。北越がリードを奪う

「だいぶ押し込まれていた時に獲られてしまったので、雰囲気の悪い感じはあったんですけど、時間は十分ありましたし、『何も下を向く必要はないな』という感じでした」。キャプテンのMF宮本昂成(3年)が振り返ったように、上越は焦らなかった。もともと劣勢の展開は織り込み済み。耐えて、耐えて、一刺しを狙う。

33分。上越が得た左CK。望月のキックに、ニアへ突っ込んだ杉本のヘディングは内田がファインセーブで弾き出すも、こぼれに詰めた家塚のシュートが力強くゴールネットを揺らす。「良く追い付いたと思います。本当に胸が熱くなりましたし、見ていて誇らしかったですね」(藤川監督)。1-1。上越がこの試合最初の決定機で追い付いてみせた。

延長も北越が攻め、上越が守る。
上越が凌ぎ、北越は切り崩せない。
20分間で得点は生まれず、決勝進出の行方はPK戦へと委ねられる。

1年前。この日と同じ選手権予選準決勝。
北越は帝京長岡高に、PK戦の末に涙を呑んだ。
もうあんな想いはしたくない。
荒瀬監督は自身の信念を曲げてまで、日常の練習にPKを組み込み、勝利への執念を植え付けてきた。
五十嵐。小林。堀野辺。吉田。4人目まで全員が完璧なキックを成功させる。

守護神も魅せる。
上越1人目のキックを、内田は力強く弾き出す。
「最初に自分は右に思い切り飛ぶつもりだったんですけど、相手の目を見たら自分が飛んだ左の方向に向いていたので、もう『そっちに思い切り飛ぼう』と決めました」。
積み上げてきた練習の成果を、大一番で発揮する。

北越の5人目。
決めれば勝利のキッカーは途中出場のDF布川楽生(3年)。
「途中出場が多いんですけど、よく決勝ゴールを決めたりしていて、何か持っている選手なので、『大丈夫だな』と思って5人目に決めました」(荒瀬監督)。
布川のキックは右。GKは左。
1年間の執念、結実。
北越が粘り強く戦った上越の挑戦をPK戦で退け、3年ぶりとなるファイナルへと勝ち上がった。

去年の秋からの1年は、北越にとって苦しい時間だった。
「ちょうど1年前に秋の地区大会で負けて、シードを落として、そこから春地区大会、県総体とすべてシードなしで戦って、順番に負けてきたので、やっぱり『ここで最後に頑張らないといけないよ』というところで、チームが1つになった雰囲気があって、夏休み明けのリーグ戦ぐらいから調子が凄く上向きになってきたんです。選手たちが良く気持ちを切り替えて、『ここで終わらないんだ』と思ってやってくれたのがこの結果、こういう勝利に繋がっているんじゃないかなと思います」(荒瀬監督)。

とりわけ3年生の一体感が、このグループを牽引してきた。
Bチームの選手も含めて、練習から盛り上げる声を出し、学年でのミーティングも重ねながら、それぞれが自分にできることを考え、チームのために日々を過ごしてきた。
「技術は他のチームに比べたら低いかもしれないですけど、仲が良いのでコミュニケーションは多く取れるチームだと思います」。
以前に五十嵐が話していた言葉を思い出す。
スタンドも含めたポジティブな空気が、この日の勝利に繋がっていたことは間違いない。

「本当に今までトーナメントで勝ってきていないチームでしたけど、PKだろうと何だろうと、やっぱり勝てたということが彼らの自信に繋がってきていると思いますし、そこの自信は付けてきてくれているので、次もしっかりやってくれるんじゃないかなという気がします」(荒瀬監督)。

この4年間の選手権予選。
北越はすべて帝京長岡に敗退を突き付けられている。
5度目の正直へ。
苦しみ、もがき、それでも前に進んできた今の北越は、きっと自分たちが思っている以上に、強い。

(取材・文 土屋雅史様)