【メディア掲載】このチームで、全国へ。北越MF五十嵐暉は新潟内定の“元チームメイト”に負けない活躍を

キャプテンとして何よりも大事にしてきたのはチームの雰囲気

今回、ゲキサカさんに当所属選手3年五十嵐暉が記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、ゲキサカさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>
学年の垣根を超えて、みんなでいろいろなことを言い合えるように腐心してきた。
「よく1年生、2年生が主体と言われるんですけど、3年生がセンターバック、ボランチと中心にいますし、いろいろな学年がいることによって、全体的によく話していますね。技術は他のチームに比べたら低いかもしれないですけど、仲が良いので、そういうところでコミュニケーションは多く取れるチームだと思います」。

12年ぶりにとなる選手権予選の新潟制覇を真剣に狙うチームリーダー。
北越高(新潟)のキャプテン、MF五十嵐暉(3年=F.THREE出身)はこのチームで結果を出すことに強くこだわっている。

残留争いという意味でも負けられない一戦。
アルビレックス新潟U-18(新潟)とのゲームは、先に北越が流れを掴む。
ただ、「前半の途中からは全体的に前に行くというところが共有できて、戦い方もハマり始めて、チャンスもあったんですけど。それを決め切れなかったのが課題ですね」と五十嵐が振り返ったように、何度か迎えたチャンスもゴールを奪うまでには至らない。結果はスコアレスドロー。勝ち切ることはできなかった。

五十嵐は前半に2度の好機を演出している。
1度目は12分。
自ら蹴ったセットプレーの流れから、戻ってきたボールを拾い、再びクロスを上げる。
「練習でも結構良くあるパターンでやっていて、いつも通り抜いてクロスという形でした」。2度目は前半24分。右サイドで得たCKを狙い通りの位置に落とす。「昨日のセットプレーの練習でもFKを決めて、結構良い感触がありましたね」。

どちらも1年生のCB高橋泰輝にドンピシャで合ったものの、どちらも得点には繋がらず。
「昨日の練習では泰輝も決めてくれていたんですけど、今日は決めてくれなくて(笑)。でも、今日は自分のキックも調子が良かったです」と笑わせたが、確かに右足のキック精度は光っていた。

今年の3年生は試合に出るという意味で、ここまでやや苦しい時間を過ごしてきた代だという。
だが、高校サッカーの終わりが見えてきた最近は、学年でのミーティングも行いながら、ポジティブな空気を作り出している。

「『3年生が主体になって、もっと練習から声を出してやっていこう』と話したことで、それからみんな自分たちで率先してやるようになっていきましたし、Bチームにも3年生は参加している中で、Bチームの底上げもAチームにとっては必要だと思うので、『Bチームからもっと盛り上げてくれ』とも話しながら、そういう部分をみんなでやってきました」。
五十嵐がその効果に言及する。26人の3年生がそれぞれの役割に、それぞれの場所で向き合いながら、最後の選手権という大舞台へと足を踏み入れていく。

自身で語る特徴は「両足が蹴れて、展開力と運動量はあるんですけど、点が獲れないです(笑)」。
参考にしている選手に田中碧、脇坂泰斗、守田英正の3人を挙げたことからもわかるように、あるチームのファンだという。
「フロンターレの中盤のプレーが自分の目指しているプレーなので、それを参考にしています。フロンターレの試合は全部見ています!」。
北越も志向しているのはボールを主体的に動かすスタイル。
国内最高峰のチームを仰ぎ見つつ、イメージを膨らませている。

中学生時代に所属していたF.THREEのチームメイトであり、新潟への入団が内定した佐賀東高のMF吉田陣平(3年)からは、大きな刺激を受けている。
「自分はF.THREEの1期生で、1,2年生の時に県大会で2連覇して、3年生は2位だったんですけど、同じチームに佐賀東に行った吉田陣平がいて、仲も良かったです。向こうはプロになったので、負けたくないですね。自分は大学に行くんですけど、『自分もプロに行くから待っていてくれ』と言いました」。

そのためにも、残された北越での数か月を最高の時間にする準備は整っている。
「選手権は高校最後の大会なので、全国大会に出て注目されたいですし、そこに行くための予選でも全試合で80分間フルに絡んで、得点とアシストと守備でチームに貢献できるようにしたいと思います」。

このチームで、全国へ。
強い想いを携えたキャプテンのリーダーシップと躍動が、北越にとって12年ぶりの晴れ舞台へ辿り着くためには必要不可欠だ。

(取材・文 土屋雅史様)

【メディア掲載】3年生のまとまり。指揮官の謙虚な自信。

北越は12年ぶりとなる冬の全国を虎視眈々と狙う

今回、ゲキサカさんに訪越高校サッカー部を記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

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プリンスリーグ北信越へ3チームも送り込んでいる上に、インターハイ予選の4強には県リーグ所属のチームが2つも勝ち上がるなど、群雄割拠の様相を呈してきている新潟県の高校サッカー界。
その中で12年ぶりの冬の全国出場を虎視眈々と狙っているのが北越高(新潟)だ。

この日のプリンスリーグ北信越第16節、アルビレックス新潟U-18(新潟)戦は実に2か月ぶりの公式戦。
その上、県内の部活動休止要請に伴い、先週まで2週間近くサッカー部としての活動ができない状況を経験しながら迎えた一戦でもあったため、「コンディション的には難しいと思っていたんですけど、『もうやるしかないよ』という話をして臨みました」と荒瀬陽介監督。
ある程度体力に余裕のある前半に、勝負を懸けた戦い方を選択する。

狙いは奏功した。
「『積極的に前掛かりに行って、点を獲りに行こう』という話をして、前からどんどん追って行かせたんですけど、凄く守備のところで頑張って、なおかつそこから攻撃に転じて、というところができていました」(荒瀬監督)。前半7分にFW小林謙心(2年)の落としから、MF稲葉悠(3年)のミドルは枠の上へ外れたが、いい形でフィニッシュを取り切ると、12分と24分にはともにキャプテンのMF五十嵐暉(3年)の右足から、CB高橋泰輝(1年)が惜しいヘディングを。35分にも右SB鈴木洸聖(3年)のフィードをFW高橋航輝(1年)が粘って残し、MF磯野辺空(2年)のシュートは相手GKの好守に阻まれたものの、前半は明らかに北越がペースを握っていた。

だが、後半は流れが一変する。
「チャンスが作れていただけに前半のパフォーマンスはいいなと思っていたんですけど、ただ、『持たないだろうな』とは正直思っていたので(笑)、早めに1点欲しかったですね」という指揮官の言葉通り、時間を追うごとに運動量の低下は否めず、足を攣らせる選手が続出。
交代カードも慎重に切りながら、終盤には決定機も迎えたが、結果はスコアレスドロー。
「前半の途中からは全体的に前に行くというところが共有できて、戦い方もハマり始めて、チャンスもあったんですけど。それを決め切れなかったのが課題ですね」と五十嵐も悔しそうな表情を浮かべていた。

この日のスタメンを見ると、3年生が6人で1,2年生が5人という構成。
「よく1年生、2年生が主体と言われるんです」と五十嵐が話し、「今年の3年生はあまり試合に絡めないだろうなと思っていた代なんです」と荒瀬監督も言及した中で、その3年生たちがチームに大きな“推進力”をもたらし始めているという。

「ここに来て3年生が最後というところで、全体的に上がってきているんですよね。たぶん彼らも『今年の代は厳しいな』と自分たちでも思っていたはずですけど、真面目で頑張れる子が多いので、そういう意味では後輩に良い影響を与えているんじゃないかなと思います」(荒瀬監督)。この状況を作り出したのは、もちろん3年生たちが自覚的にサッカーへの取り組みへアクセルを踏み込んだからだ。五十嵐は“同級生”の変化をこう語っている。

「3年生は最後の年ですし、『自分たちがチームを引っ張っていこう』と話しています。3年生全体で集まって、自分が中心になってミーティングをしたんですけど、『3年生が主体になって、もっと練習から声を出してやっていこう』と話したことで、それからみんな自分たちから率先してやるようになっていきましたし、Bチームにも3年生は参加している中で、Bチームの底上げもAチームにとっては必要だと思うので、『Bチームからもっと盛り上げてくれ』とも話しながら、そういう部分をみんなでやってきました」。ポジティブな効果は確実に現れている。

昨年の選手権予選では、全国4強まで駆け上がった帝京長岡高と準決勝で対峙し、惜しくもPK戦で敗れながらも十分なインパクトを残したものの、新チームで臨んだ秋の地区大会ではまさかの初戦敗退。それが響く格好で以降の大会もシードが取れず、間近に迫っている今回の選手権予選も他の強豪校に比べれば、日程も組み合わせもハードなものに。それでも、荒瀬監督はその状況も逆にモチベーションになるよう、選手たちへ働き掛けている。

「今年は今までにあったようなシードもないので、『下から1つ1つやっていくしかない』ということは、もう去年の秋の地区大会に負けた時から話していましたし、もうどことやってもウチがチャレンジャーという想いを持って、受けに回るんじゃなくて攻めていきたいなと思っています」。

「プリンスリーグも最初は勝ち切れないゲームが多くて、ちょっと自信を失っていた部分があるんですけど、試合がない期間にしっかり厳しいトレーニングを積んで、彼らなりに危機感を持ってやってくれたので、チームとしてのまとまりというのはちょっとずつ出てきていますし、失うものはないのでむしろ割り切って、最後の最後の選手権で今まで積み上げてきたモノがしっかり発揮できるようにしたいなと思います」。

五十嵐も今のチームに手応えを掴みつつある。
「チームの雰囲気が良くなれば、プレーも自然と良くなってくるので、雰囲気というところには一番こだわってやっていこうと思っていますし、練習からみんな盛り上がってやってくれているので、結構良い感じですね」。

3年生のまとまり。
チームが纏う明るさ。
そして、指揮官の謙虚な自信。
12年ぶりの戴冠へ。

この秋、何かを起こしそうな空気が北越に漂い始めている。

(取材・文 土屋雅史様)

【メディア掲載】北越の1年生CB高橋泰輝は双子の兄・航輝と切磋琢磨しつつ、強い意志でチームを牽引していく

『1年生だから』という意識はとっくに捨てた。

今回、ゲキサカさんに当所属選手1年高橋泰輝が記事に取り上げていただいておりましたのでご紹介させていただきます。

以下、ゲキサカさん記事引用しております。本記事はこちらから>>>

今は自分がチームを牽引していってやるという、確かな意志を抱えてピッチに立っている。

「自分がこのチームを引っ張っていくという意識でやれば、自分も上手くなっていけるし、レベルが高くなっていけると思ったので、最近はそういう意識で試合も練習も頑張っています」。
北越高に現れたニューカマーのセンターバック。
DF高橋泰輝(1年=グランセナ新潟FCジュニアユース出身)の活躍は、チームに小さくない刺激をもたらしている。

180センチ、70キロという恵まれた体格はもちろんだが、最終ラインで堂々と振る舞う雰囲気を見ただけで、1年生と気付く人はほとんどいないのではないだろうか。
この日のアルビレックス新潟U-18(新潟)戦でも、立ち上がりから縦関係になっていた相手の中央のアタッカーへ、センターバックでパートナーを組むDF三浦伸之介(3年)とともに的確な対応を繰り返す。
「相手は2トップ気味で1人が後ろに落ちる形で、そこをハメた時にはセンターバックが1人チャレンジすることを考えていて、前半の立ち上がりの方はそういうことがあまりできなかったんですけど、前半の終盤とか後半は修正して、ハメられるようになりましたし、裏のケアもみんなで声を掛けながらしていたので、守備は結構うまくできたかなと思います」。
新潟U-18の強力アタッカー陣を、周囲との連携で無失点に抑え込む。

高さを生かしたヘディングも、大きな武器だ。
「小学校の頃からセンターバックをやっていて、ボールの落下地点も他の人よりは読めると思いますし、セットプレーの時でもマークを外して、ボールの落下点に入ってヘディングする形で、結構中学校の頃から点は獲れていたので、高校でも点を獲りたいです」。
そのチャンスは、この試合でも実際に訪れていた。

前半12分。
セットプレーで上がっていた高橋に、右からキャプテンのMF五十嵐暉(3年)がピンポイントクロスを届けてくれる。
だが、頭で叩いたボールは枠外へ。
「理想通りのボールが来たんですけど、ヘディングで強く行き過ぎちゃいましたし、気持ちが入り過ぎました(笑)。自分的にはファーに決めるつもりだったのに、良いところに当たり過ぎてボーンと行っちゃいました」。
リーグ戦初ゴールは次戦以降にお預けとなった。

プリンスリーグの序盤戦は左サイドバックで起用されていたが、夏前から本職のセンターバックで試合に出ることが増えてきた。
このポジションの変化が、自分の意識にも大きな影響をもたらしたという。

「左サイドバックで出ていた時は、他の人が引っ張ってくれるみたいな感じで思いながらやっていたので、良いプレーが出せなかったんです。でも、センターバックになってからは、守備も自分が引っ張って、攻撃でもセットプレーから自分が点を決めて、チームを勝たせたいと思うようになりました」。
レギュラーとしての自覚も十分。
「もともと上下関係とかあまり気にしていなくて、みんなには気にしろって言われるんですけど(笑)」と明かすメンタルで、先輩たちにも大きな声で指示を飛ばす姿が印象的だ。

新潟U-18戦でスタメン出場していたFW高橋航輝(1年)は、双子の兄。
小さい頃から一緒にボールを追い掛けてきた。
「ずっと一緒にサッカーをやっているので、どういうプレーをしたいかとか、どういう特徴があるかも一番わかっていますし、あっちも自分が狙っている場所とか走ってほしいところがわかっているので、やりやすいです。ケンカや言い合いとかは多くて、サッカーのことでも『ああしろ』『こうしろ』みたいなことは言い合っています。たぶん仲は悪いけど、本当は仲が良いみたいな感じですね(笑)」。

チームを率いる荒瀬陽介監督も「今日も2人はピッチでケンカしていましたけど(笑)、ああいうところで1年生でも物怖じせずにやれるので、楽しみな選手ですね」と笑顔。
兄弟であり、ライバル。ポジションこそ違えども、お互いに負けたくないという気持ちは、チームにさらなるパワーを生み出しているようだ。

いよいよ初めて挑む高校選手権予選が迫っている。
中学生だった自分に声を掛けてくれたこのチームで、新潟の頂点に立ちたい気持ちが強くないはずがない。
「自分がチームを引っ張っていけるように、最終ラインでは一番声を出したいですし、攻撃ではフォワードや中盤に良いパスを出して、攻撃の起点になれたらいいなと思いますし、セットプレーでは自分が点を獲って、勝利に導けるように頑張りたいです」。

北越から全国へ。確かな存在感を放つ1年生センターバック。
高橋泰輝の“今”から目が離せない。

(取材・文 土屋雅史様)

サッカー⚽️女子

サッカー⚽️女子
女子選手権 北越0-6開志JSC
最後までチャレンジし続けてくれました。もっと勝たせてあげたい!

〜プリンスリーグ 集合写真〜

〜プリンスリーグ 集合写真〜

《試合結果》
北越 0-0 アルビレックス新潟U18

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